50万人超のユーザー情報が流出か、英転職サイトで

英紙Guardian転職サイトを利用している約50万人の情報が流出した可能性があるという。

» 2009年10月27日 07時52分 公開
[ITmedia]

 英紙Guardianが運営する転職サイトからユーザー情報が流出する事件があり、同紙はユーザーに連絡を取って調査に乗り出した。英セキュリティ企業のSophosなどが伝えた。

 Guardianの転職サイトに掲載された情報によると、同サイトのセキュリティが破られていたことが10月23日に判明し、警察に通報して調査を開始した。年間約1000万人のユニークユーザーのうち、情報が盗まれた可能性のあるユーザー約50万人にはメールで連絡を取ったという。

情報漏えいの可能性を伝える同サイト

 Guardianの転職サイトは英国版と米国版があるが、被害に遭ったのは英国版のみだという。盗まれた情報の内容や使われた手口は明らかにしていないが、Guardianがサイト運営を委託している業者のMagdexは、これ以上の情報流出を防ぐ措置を取ったとしている。

 こうしたケースでは、たとえパスワードが盗まれたという説明がない場合でも、ユーザーは念のためにパスワードを変更した方がいいとSophos研究者は助言している。

企業向け情報サイト「ITmedia エンタープライズ」へ

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

関連キーワード

求人サイト | 情報流出 | 転職 | 情報漏洩


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ