Oracleのクリティカルパッチアップデート(CPU)では、合計24件の脆弱性を修正した。
米Oracleは1月12日(日本時間13日)、四半期に1度のクリティカルパッチアップデート(CPU)を公開し、予告通りに合計24件の脆弱性を修正した。データベースなど幅広い製品が対象となる。
今回のCPUの内訳は、Oracle Database Server Suiteを対象とするものが10件、Application Server関連が3件、E-Business Suite/Application関連が3件、PeopleSoft Enterprise/JD Edwards EnterpriseOne関連が1件、BEA Products Suite関連が5件、Primavera Products Suite関連が2件となっている。
脆弱性の中には、リスク評価が共通指標CVSSのベーススコアで最も高い10.0となっているものも複数ある。これら脆弱性を突いた攻撃発生の恐れがあるため、ユーザーはできるだけ早くCPUを適用してほしいとOracleは呼び掛けている。
次回のCPUは4月13日に公開予定。
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