UCC、Twitterでのスパム的行為で謝罪

UCC上島珈琲は、Twitterで不特定多数のユーザーへキャンペーン告知を大量に「ツイート」したとして謝罪した。

» 2010年02月05日 18時28分 公開
[ITmedia]

 UCC上島珈琲は2月5日、Twitterを利用したキャンペーン告知を不特定多数のユーザーに送信したとして謝罪を表明した。自動プログラムを使って「コーヒー」「懸賞」などのキーワードが入ったツイート(つぶやき)を識別し、「@(ユーザー名)」あてに大量のメッセージを送信していたという。

 キャンペーンはコーヒーをテーマにしたエッセイなどを募集するもので、同日午前10時ごろから自動プログラムを使って送信を始めた。ユーザーがキーワードに合致するツイートをすると、自動的に「コーヒーにまつわるエッセイとアートを募集中!エッセイで賞金200万円!アートで賞金100万円!締切間近!!」というメッセージを送る仕組みで、不特定多数のユーザーに送信されていた。

 これにより、ユーザー間でUCCの名前を悪用したスパム行為なのかといった混乱が生じたため、同社では正午ごろに配信を停止。自動プログラムは複数で運用され、大量の広告メッセージを送信する行為がTwitterの規約にも違反していたという。

 同社では「事態を深刻に受け止め、今後、社内管理体制並びに情報管理体制の徹底を図り、このような事態を起こさぬよう再発防止に全力を尽くして参る所存でございます」と表明。Twitterには同社がこうした行為をするに至った背景を求めるツイートや、謝罪対応を評価するツイートなどが多数寄せられている。

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