脆弱性を修正したFirefoxの更新版、前倒しで公開

Mozillaは、当初30日としていたスケジュールを前倒しして、「Firefox 3.6.2」を公開した。

» 2010年03月24日 08時01分 公開
[ITmedia]

 Firefoxブラウザの更新版となる3.6.2が3月22日付で公開された。当初30日としていたスケジュールを前倒しして、深刻な脆弱性に対処している。

 Mozillaのアドバイザリーによると、Firefox 3.6.2では「WOFFの整数オーバーフローによるヒープ破損」の脆弱性を修正した。これはセキュリティ企業のSecuniaが2月に概略を公表していたもので、悪用されるとシステム上で任意のコードを実行される恐れがあり、危険度は極めて高いとされる。

 このほかにも複数のセキュリティ問題と安定性の問題が解決された。ダウンロードはFirefoxの「ヘルプ」メニューで「ソフトウェアの更新を確認」、またはMozillaのサイトから入手できる。

関連キーワード

Firefox | Mozilla | 脆弱性 | ブラウザ


企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ