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» 2010年04月06日 11時40分 UPDATE

クラウドを選ぶ前に情報セキュリティを認識してほしい――Symantec調査

Symantecは、「クラウドの情報を守るための手順やポリシーを定めている企業は少数にすぎず、情報セキュリティへの配慮が欠如している」と指摘する。

[ITmedia]

 クラウドコンピューティングの導入企業は増えているが、セキュリティの手順やポリシーを定めている企業は小数にとどまる――米Symantecが4月5日に発表した実態調査で明らかにした。

 調査はSymantecと調査会社のPonemon Instituteが、クラウドコンピューティングを採用している米国企業(従業員1000〜2万5000人)のIT上級職637人を対象に実施した。

 同調査によると、全体の68%がクラウドサービスを提供するベンダーの見極めを業務側の管理職に任せていると回答した。クラウド選定の意思決定プロセスに情報セキュリティチームが定期的にかかわっている企業は20%にとどまっているが、「情報セキュリティチームか会社のIT部門が意思決定を主導した方がいい」との回答は69%に上った。クラウドサービス選定の参考になるのは口コミ(65%)や契約内容(55%)、ベンダーの保証内容(53%)だ。

 SAS 70などのセキュリティコンプライアンス証明を求めているのは全体の23%にとどまった。社内で情報セキュリティをチェックしているのは18%、セキュリティ専門家など外部にチェックを依頼しているのは6%だった。

 今回の調査結果を踏まえてSymantecは、「クラウドコンピューティングの普及にもかかわらず、企業のセキュリティに対する配慮は向上していない」と指摘する。同社では、クラウドコンピューティングを導入した場合の情報セキュリティ上の懸念に対応するため、従業員のセキュリティに対する意識の向上を促すなど、幾つかの施策を導入するのが望ましいと提言した。

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