Oracle、四半期パッチの公開を通知

今回からSun MicrosystemsのSolarisの脆弱性に対処するパッチもOracleのクリティカルパッチアップデート(CPU)に含まれる。

» 2010年04月12日 07時25分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは4月13日(日本時間14日)、四半期に1度のクリティカルパッチアップデート(CPU)を公開し、合計47件の脆弱性に対処する。今回からSun MicrosystemsのSolarisの脆弱性に対処するパッチもCPUに含めると発表した。

 Oracleの事前告知によると、今回のアップデート対象はOracle Database、Fusion Middleware、Collaboration Suite、E-Business Suite/Application、PeopleSoft Enterprise/JD Edwards EnterpriseOne、Industry Suite、Solaris Products Suiteとなる。

 各製品に存在する計47件の脆弱性のうち、16件がSun Solaris関係。このうち危険度が最も高いSun Ray Server Software for Solarisの脆弱性は、共通指標のCVSS 2.0ベーススコアで最高値の10.0となる。

 4月13日はMicrosoftやAdobeも脆弱性に対処する定例アップデートの公開を予定している。

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