シマンテックのアプリケーション配信製品に脆弱性、アップデートを公開

Symantec Workspace Streaming(旧Symantec AppStream)に、任意のコード実行につながる脆弱性が見つかった。

» 2010年06月22日 18時14分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 情報処理推進機構とJPCERTコーディネーションセンター、シマンテックは6月22日、シマンテックのアプリケーション配信製品「Symantec Workspace Streaming(旧Symantec AppStream)」に脆弱性が存在するとして、注意を呼び掛けた。

 脆弱性は、クライアントマシンがファイルをダウンロードする際にサーバを適切に認証しないことに起因する。細工されたWebページをユーザーが閲覧すると、第三者に任意のコードを実行されてしまう恐れがある。影響を受けるバージョンは、Symantec Workspace Streaming 6.1.xとSymantec AppStream 5.2.x。

 シマンテックは脆弱性に対処したSymantec Workspace Streaming 6.1 SP4を公開し、ユーザーに適用を求めている。なおSymantec AppStreamを利用している場合は、Symantec Workspace Streaming 6.1にアップグレードした上で、利用可能なすべての更新を適用するよう促している。

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