「Safari 5.0.3」と「Safari 4.1.3」ではWebKitに存在する多数の脆弱性を解決した。
米Appleは11月18日、MacとWindows向けのWebブラウザの更新版となる「Safari 5.0.3」と「Safari 4.1.3」をリリースした。WebレンダリングエンジンのWebKitに存在する深刻な脆弱性を解決している。
同社のセキュリティ情報によると、今回対処した脆弱性は27件あり、すべてがWebKit関連の問題に起因する。この問題を突いて不正な細工を施したWebサイトをユーザーが見ると脆弱性を悪用される恐れがあり、攻撃者が任意のコードを実行できてしまう深刻な脆弱性が多数を占める。
これら脆弱性を解決した更新版は、Safari 4.1.3がMac OS X 10.4.11向け、Safari 5.0.3がMac OS X 10.5.8/10.6.4以降のバージョンおよびWindows 7/Vista/XP SP2以降のバージョン向けとなる。
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