井之上PR、「公的機関向けTwitterマニュアル」を無償提供

井之上PRは公的機関向けの効率的なTwitter利用マニュアルの無償提供を開始した。震災以来増えている、地方自治体などのTwitter利用ニーズに対応するという。

» 2011年05月13日 07時30分 公開
[本宮学,ITmedia]

 井之上パブリックリレーションズ(以下、井之上PR)は5月12日、公的機関がTwitterを用いて効果的な情報提供を行うためのマニュアルの無償提供を開始した。

 マニュアルの内容は「利用前に把握するべき現状」「運用目的や方法」「体制のポイント」「危機管理についての考え方」「ミスコミュニケーションを防ぐための方法」など。Twitterは140文字の文字数制限があるために、情報を的確に伝えないと誤解やすれ違いを生んでしまいやすい問題があった。このマニュアルには、公的機関の担当者がTwitterを安全かつ効果的に利用するためのガイドラインが記されているという。

 東日本大震災以降、破壊された防災無線機器などの代わりにTwitterを利用して住民への情報提供を行う公的機関が増えているという。井之上PRは企業などの情報を外部へ発信する専門企業として、震災などの非常時に限らず平常時から公的機関がTwitterを用いて効果的なコミュニケーション活動を行うための手法を、マニュアルでわかりやすく紹介しているとした。

 マニュアルの申し込みは井之上PRのWebサイトから。

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