「Apple TV」がアップデート 米国ではiCloud的機能が利用可能に

米国では、購入したTV番組をiPadやiPhoneでもダウンロードできるというiCloudのような機能も利用できるようになった。日本ではVimeoでのコンテンツ視聴に対応した。

» 2011年08月02日 07時35分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
 apple tv Apple TV

 米Appleは8月1日(現地時間)、Apple TV(2nd generation)のソフトウェアアップデートを実施した。バージョンは4.3になる。

 米国ユーザーは、Apple TV経由でテレビ番組を購入できるようになった(日本は対象外)。従来はレンタルのみ可能だった。一旦購入した番組は、他のiOS端末(iPhoneやiPad)にダウンロードして視聴することができる。逆に、他のiOS端末やiTunes Storeから購入した番組が自動的にApple TVでも視聴できる。

 これは、同社が今秋にスタートする予定のクラウドサービス「iCloud」の「iTunes in the Cloud」機能の動画版のような機能だ。「iTunes in the Cloud」では、iTunesでダウンロード購入した楽曲を、すべての端末でダウンロードできるようになる。

 また、米動画共有サービスVimeoのコンテンツを閲覧、再生できるようになった。こちらは日本でも利用できる。Vimeoのコンテンツをブラウズし、後で視聴するためにブックマークすることもできる。

 Apple TVは99ドル(日本では8800円)で、映画やテレビ番組をiTunes Storeからレンタルしたり(今回テレビ番組は購入できるようになった)、PCやMac内のコンテンツ、Netflix(会員登録が必要)、YouTube、Flickr、MobileMeのコンテンツをテレビにストリーミングできる。

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