Intelは北京で開催中の開発者向け会議において引き続き中国市場に注力していくと発表した。
米Intelは中国・北京で開催中(4月11日〜12日)の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)」の中で、今後も中国市場に注力していく姿勢を示した。
インテル・ラボ・チャイナは、レノボや中国移動通信をはじめとする現地パートナーとの新しい共同事業について発表した。インテルとレノボとの新しい共同研究では、セキュリティ、状況認識型コンピューティング、クロス・スクリーン体験、電力効率など、モバイルインターネット分野の課題に取り組む。中国移動通信研究所(CMRI)は、次世代モバイルネットワークインフラストラクチャを強化するために、無線基地局にインテル アーキテクチャを採用し、通信ネットワークの速度と効率を改善するための予備的研究およびエコシステム開発を行う。
加えて、中国のシステムメーカー、事業者、地方自治体と密接に協力し、中国における技術研究開発を継続していくことも発表した。
中国ではサーバの設置台数が世界平均の5倍のペースで拡大しており、世界で2番目に大きなデータセンター市場となっている。携帯電話の加入者数は9億5000万人を超え、世界最大となっているという。
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