FacebookはMicrosoft、McAfee、TrendMicro、Sophos、Symantecの5社と提携。ユーザー向けにウイルス対策ソフトウェアを提供し、悪質なリンクを阻止するための対策を強化する。
米Facebookは4月25日、Microsoftおよびセキュリティ大手のMcAfee、Sophos、Symantec、Trend Microの5社との提携を発表した。新設の「AV Marketplace」を通じ、提携各社のウイルス対策ソフトウェアをFacebookユーザー向けに無料で提供する。
AV Marketplaceでは提携5社のウイルス対策ソフトウェアをダウンロードして、半年間無料で利用できる。WindowsとMacの両方に対応した製品が提供されている。
さらに、悪質なリンクを阻止するための対策も強化。FacebookのURLブラックリストに提携各社のデータベースの情報を統合し、悪質リンク検出率の向上を図る。Facebookによれば、コンテンツに占めるスパムの割合は現時点で4%弱にとどまっているが、今後さらに状況は改善する見通しだとした。
新たにSecurity Blogも新設し、攻撃から身を守るためのセキュリティ対策についてユーザーに助言していく方針だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.