2012年1Qの国内スマホ出荷台数は655万台に――IDC調査

IDC Japanは2012年第1四半期のモバイルデバイスの国内出荷台数を発表した。

» 2012年07月04日 11時31分 公開
[ITmedia]

 IT調査会社のIDC Japanは7月4日、2012年第1四半期(1〜3月)の国内モバイルデバイス(スマートフォン、メディアタブレットを含む)の国内出荷台数を発表した。

 スマートフォン出荷台数は、前年同期比68.2%増の655万台となり、2四半期連続で600万台超えた。携帯電話総出荷台数に占める割合は64.5%、OS別ではAndroidが65.6%を占めた。メディアタブレットは同204.4%増の64万台で、OS別ではiOSが69.4%を占めていた。2016年にはスマーフォンで3851万台に、メディアタブレットは583万台に達すると予測している。

 同四半期の市場概況としては、スマートフォンでは一般ユーザーへも広がりや大手通信事業者が販売奨励金を上積みする販売戦略を継続したことが出荷増につながったとみる。メディアタブレットも「実質ゼロ円」販売により需要が拡大し、LTE方式搭載端末が先進ユーザー層から高い評価を得たことが挙げられるという。

2011年〜2016年 国内モバイルデバイス出荷台数予測(出典:IDC Japan)

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