シトリックス、XenDesktop 5.6の機能強化パックをリリース

既存PCでリモートアクセスをできるようにする「Remote PC」や仮想デスクトップのアプリケーション体験を向上する機能などが追加される。

» 2012年07月05日 16時27分 公開
[ITmedia]

 シトリックス・システムズ・ジャパンは7月5日、デスクトップ仮想化基盤製品の「XenDesktop 5.6 Feature Pack 1」を発表した。3月に発売した「XenDesktop 5.6」の機能を拡張するもので、新たにリモートアクセスやアプリケーションのモバイル対応、大規模環境向けクライアントハイパーバイザーなどが利用できる。

 新機能は、さまざまなデバイスからオフィス内のPCにリモートアクセスをできるようにする「Remote PC」、仮想デスクトップのユーザーインタフェースをスマートフォンやタブレット端末で操作しやすいよう変更する「Mobility Pack for VDI」、多数のクライアントハイパーバイザーを一元管理する「Citrix XenClient Enterprise」など。

 またネットワークの使用帯域の最大で半減する圧縮コーデックの「HDX 3D Pro」や、仮想デスクトップからネットワーク経由で印刷する「Universal Print Server」、ユニファイド コミュニケーションのパフォーマンスを向上する技術なども追加されている。

 ライセンス価格1万7100円から。

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