既存PCでリモートアクセスをできるようにする「Remote PC」や仮想デスクトップのアプリケーション体験を向上する機能などが追加される。
シトリックス・システムズ・ジャパンは7月5日、デスクトップ仮想化基盤製品の「XenDesktop 5.6 Feature Pack 1」を発表した。3月に発売した「XenDesktop 5.6」の機能を拡張するもので、新たにリモートアクセスやアプリケーションのモバイル対応、大規模環境向けクライアントハイパーバイザーなどが利用できる。
新機能は、さまざまなデバイスからオフィス内のPCにリモートアクセスをできるようにする「Remote PC」、仮想デスクトップのユーザーインタフェースをスマートフォンやタブレット端末で操作しやすいよう変更する「Mobility Pack for VDI」、多数のクライアントハイパーバイザーを一元管理する「Citrix XenClient Enterprise」など。
またネットワークの使用帯域の最大で半減する圧縮コーデックの「HDX 3D Pro」や、仮想デスクトップからネットワーク経由で印刷する「Universal Print Server」、ユニファイド コミュニケーションのパフォーマンスを向上する技術なども追加されている。
ライセンス価格1万7100円から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.