災害でもシステムを自動復旧するソリューション、CTCが発売

日立製作所のストレージやシマンテックのソフトウェアなどによる組み合わせを3社で検証。復旧プロセスを自動化できるという。

» 2012年07月06日 13時20分 公開
[ITmedia]

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は7月6日、災害時などにシステムを復旧して業務を自動的に再開できるというソリューションを発売した。同社と日立製作所、シマンテックが検証した仕組みを商品化したものとなる。

 ソリューションは、「VMware vSphere 5」を利用したサーバ仮想化環境で「VMware vCenter Site Recovery Manager 5」、「Hitachi Unified Storage 100シリーズ」「Symantec ApplicationHA」を組み合わせた。

 3社が国内で検証し、Site Recovery Manager 5によるリモートサイトでの仮想マシンの復旧処理、HUS 100シリーズのデータのミラーリング処理、ApplicationHAで仮想マシン上のアプリケーションの稼働状況の監視・制御処理する機能を連携させることで、復旧プロセスを自動化できることを確認した。

 リモートサイトに立ち上げた仮想マシンでアプリケーションを復旧させる際に、従来のように管理者が立ち会って、作業や確認などをする手間がなくなるという。

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