CTCはNetAppの技術を利用したオンラインデータバックアップサービスを始めた。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9月7日、バブリッククラウド型のデータバックアップサービス「クラウドバックアップ for NetApp」を開始した。今後5年間で90社の利用と50億円の売り上げを見込む。
同サービスは、ユーザー企業とCTCのデータセンターを閉域網で接続。ユーザー企業側に設置するNetAppの「NetApp FAS ストレージ」に格納されているデータを、安全にCTCのデータセンターにあるストレージへバックするという。
利用料金は月額制で、数十テラバイトを超えるサイズのデータのバックアップも可能。運用は同社子会社のシーティーシー・テクノロジーズが担当する。CTCによれば、災害などにおけるデータのバックアップ環境を自社内に構築する場合に比べ、コスト最大で85%節約できるとしている。
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