リモートアクセスソフトが中国当局の許可取得 日立システムズ

日立システムズの技術を応用したリモートアクセスソフト製品「S-Biz」が中国における計算機情報システム安全専用製品として許認可された。

» 2012年07月11日 16時04分 公開
[ITmedia]

 日立システムズは7月11日、同社のPKI(Public Key Infrastructure:公開鍵暗号方式を利用したセキュリティインフラ)パッケージ製品「SHIELD/SSCom」の技術を活用した上海微創軟件股●(人偏に分)有限公司のリモートアクセスソフトウェア「S-Biz」が、中国の計算機情報システム安全専用製品として認可取得されたと発表した。

 中国では、国外で開発された暗号を使用した製品を持ち込み、利用することが禁止されており、例えば、日本から中国への出張者が、日本の社内システムへ安全にアクセスするには、出張のたびに、暗号を使用した製品の持込み、利用の申請を中国当局に行う必要があった。S-Bizを利用することで、暗号化されたデータ通信の事前申請が不要になるという。

 価格は、中国出張者用S-Bizクライアント(5ライセンス)と認証用サーバ(1ライセンス)で月額1万290円(税込)。

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