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» 2012年07月20日 12時48分 UPDATE

企業が保有する情報資産の実態、シマンテックが調査

企業の情報資産が全社価値に占める割合は世界平均では49%、日本では30%。情報資産のデータ量は全世界で2.2ゼタバイトに上るとしている。

[ITmedia]

 シマンテックは7月20日、企業の情報資産(顧客情報や知的財産や金融取引など)に関する調査報告書「State of Information Survey」を発表した。情報資産に対する意識や価値、管理や損害の実態などについて、世界36カ国4506社(日本は200社)の企業幹部にアンケートを行っている。

 それによると、情報資産が自社の総価値に占める割合は世界平均が49%、日本企業が30%だった。企業が保有する情報のデータ量は2.2ゼタバイトに上り、中小企業では平均563テラバイト、大企業は10万テラバイト。今後1年間に増加するとみられる情報量は大企業で67%、中小企業では178%だった。

 企業が情報資産に費やすコストは年間1.1兆ドル(約88兆円)で、大企業では1社当たり同3800万ドル(30億4000万円)、中小企業では同32万2000ドル(2656万円)だった。データの重複は世界平均で42%、日本企業で43%に上る。情報資産を格納するストレージの利用率は約30%、社内のストレージ以外の場所(端末のHDDやインターネットサービスなど)の利用率は18%で、企業の30%が「必要以上のコストを費やしている」と回答した。

 2011年に情報資産の損失を経験した企業は世界では69%、日本では39%。機密情報の社外流出は世界で69%、日本で50%。情報関連のコンプライアンス違反は世界では31%、日本では14%だった。

 情報資産の損失がビジネスに与える結果について、日本企業は「顧客喪失」(世界49%、日本61%)や「収益減少」(世界41%、日本51%)など直接的な損害を重視する傾向が強く、世界平均では「評判やブランドへのダメージ」(世界47%、日本35%)や「株価暴落」(世界20%、日本13%)など間接的な損害を重視する傾向にあった。

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