Adobe、ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートを予告

ReaderとAcrobatの深刻な脆弱性に対処するアップデートを米国時間の8月14日に公開する。

» 2012年08月10日 07時18分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは8月9日、ReaderとAcrobatの深刻な脆弱性に対処する定例セキュリティアップデートを米国時間の14日に公開すると予告した。

 アップデートの対象となるのは、WindowsとMac向けのReader/Acrobat X(10.1.3)までのバージョン(10.x)と、9.5.1までのバージョン(9.x)。重要度は同社の4段階評価で最も高い「Critical」と評価しており、任意のコード実行の脆弱性に対処する。

 特にWindows版Reader/Acrobat 9.xについては、できるだけ早急なアップデート適用を促す「Priority 1」に指定した。これは脆弱性を突いた攻撃が既に発生しているか、発生するリスクが高いことを示す。Mac版およびWindows版の10.xについては1段階低い「Priority 2」と位置付けた。

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