突然解雇を言い渡されたときの対応で、その人の人間性が分かるかも。その点、私はサイテーです。
こんにちワッフル、お腹がすいた。ワッフルにはカスタードクリームが挟まっていますが、わたしの腹の中にもクリームがたっぷり入っています。腹黒ならぬ、腹クリーム。
さてさて、ITmedia オルタナティブ・ブログ週間アクセスランキングです。今週はお盆でしたが、弊社、およびオルタナブロガーはもりもり元気に活動しておりました。読者はお休みの人が多かったのかな? 給料とか人生とかゆりかごから墓場+αとか、自分の今後について考えているのかなーなテーマのブログにアクセスが集まりました。
5位のわたしは仕事を解雇になって良かったと思ったを読んで思い出したこと。
以前働いていた会社で業績がとても悪くなり、契約社員や派遣社員の皆さんの雇用を継続できなくなったことがありました。当時人事関連の仕事をしていた私は、それを対象者に告げなくてはなりません。
全員と個別にお話をしたところ、こういうご時世だから仕方がないと、どなたも文句も言わずに了承してくれました。それどころか私の立場を気遣って「大変ですね」とおっしゃっていただいたり、今までのお礼を言って下さったり。それが悲しくてね、何度もトイレで泣きました。みんな大人だったのだなあ。
数日かけて全員に話し終え、任務完了を報告した私に上長が言ったひとことは、衝撃的なものでした。「実はキミもだ」
そう、私もクビになったのです。確かに、サポートすべきメンバーがいなくなれば私の仕事も少なくなるわけで、そうしたら私もいらなくなるわけで。それは頭では理解できたのですが、「それなら何故、先に言ってくれなかったのかなあ。後出しはズルいよなあ」と思ってしまいまして。私、上司の目の前で美容院に電話をしちゃったんです。
「髪の毛、染めたいんですけど。えっと、ブルーで」
最初は黒髪とあまり変わらないのですが、日に日に色が薄くなり、退職する日には鮮やかなブルーになるように計算して染めました。最初は「なんだ、たいしたことないじゃないか」と思っていた上司も、この時限爆弾方式にだんだんハラハラしてきたようです。自分のメンバーにはあんなに気を使ってもらったのに、私は会社に何か仕返しをしたいと思ってしまったのですね。ああ、大人げない。
その後、何故か私のクビだけ撤回されて働き続けることになり、ブルーはあかんやろと栗色に染め直したのが、私の毛染め生活の始まりです。あれから数年たち、性格はだいぶ穏やかになった(はず)のですが、髪の毛はどんどん派手になりました。今はビジュアルバンドのギタリストのよう(つまり、ほぼ金髪)です。
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