ビジネスの根幹を担うさまざまな業務システム。仮想化環境に移行した場合、その処理性能とキャパシティー管理における問題が出てくる。
仮想化技術を導入するとITインフラの拡張性や柔軟性が増す一方で、WebサーバやMicrosoft Exchangeなどのミッションクリティカルな業務システムの処理性能に対する懸念が出てくる。
例えば、ピーク時でも低下することがないI/Oパフォーマンス、増減するワークロードに柔軟に対応するキャパシティープランニングなど、特にストレージ環境の課題に直面することが多い。
仮想化のネックともいえるこうした課題をどう解決すべきか? 本稿では、ビジネスの根幹を担うメッセージング環境「Microsoft Exchange 2010」のストレージに対して、EMCが提供するキャッシュメモリ最新技術「FAST Cache」を適応した3つのパフォーマンス改善策とその検証結果を紹介する。
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