デル、IT資産管理アプライアンスを機能強化 Windows 8に対応

「Dell KACE K1000」の新バージョンでは多数の最新版OSをサポートした。

» 2012年11月14日 17時01分 公開
[ITmedia]

 デルは11月14日、IT資産管理アプライアンス製品「Dell KACE K1000」の新バージョンを発売した。多数の最新版OSをサポートするほか、監査証跡に関する機能が強化されている。

 Dell KACE K1000は、IT機器のインベントリと検出、ソフトウェア配布、構成管理、パッチ適用、セキュリティの脆弱性テスト・修復、資産管理、サービスデスク、レポートなどの機能を備える。新バージョンではWindows 8、Mac OS X Mountain Lion、Red Hat 6、UbuntuおよびSUSE Linux Enterprise Server 11 SP2、Windows Server 2012などのOSをサポートした。

 監査証跡に関する機能では「マシンインベントリAPI」によって、Webベースの管理画面上からIT資産の表示や追跡、レポートの生成、管理などの操作ができるよういなった。KACEのエージェントを導入できない機器でもAPIを利用して管理できるという。このほか、エージェントの自動更新や任意でのパッチ適用作業などができるようになっている。

 最小構成での販売価格は108万2550円からとなる。

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