McAfee、「Security Connected」戦略の強化を発表

製品やサービスの連携で企業のシステム環境を包括的に保護するというフレームワークを強化する。

» 2013年02月20日 13時31分 公開
[ITmedia]

 米McAfeeは2月20日、企業向けセキュリティ事業の戦略を強化する方針を発表した。「Security Connected」というフレームワークによる統合型ソリューションの拡充などを図る。

 Security Connectedは、セキュリティの製品とサービスを連携させて、企業を最新のサイバー攻撃などから保護するためのフレームワークという。同社では統合管理ツールの「ePolicy Orchestrator」やエンドポイントセキュリティおよびネットワークセキュリティの製品・サービス、脅威分析基盤の「Global Threat Intelligence」などを組み合わせて提供する。

 同社では今後、戦略的な企業買収や開発プロジェクト、企業提携などを通じてポートフォリオの拡充を図り、緊密に統合されたソリューションを提供すると表明。最高技術責任者のマイケル・フェイ氏は、「今やセキュリティは、取締役会のレベルで議論すべき重要なテーマとなり、企業ではITインフラ全体を総合的かつリアルタイムに把握できる新しいモデルが必要とされている」としている。

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