Google、「Chrome 25」安定版のセキュリティアップデートを公開

Windows、Linux、Mac向けの最新バージョンとなる「Chrome 25.0.1364.152」では10件の脆弱性を修正した。

» 2013年03月05日 07時18分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Googleは3月4日、Webブラウザ安定版「Google Chrome 25」のセキュリティアップデートを公開した。複数の脆弱性を修正したほか、不具合の修正や安定性の向上を図っている。

 同社によると、安定版のGoogle ChromeはWindows、Linux、Mac向けとも25.0.1364.152が最新バージョンとなる。脆弱性は計10件を修正した。内訳は同社の4段階評価で危険度が上から2番目の「High」が6件、中程度の「Medium」が3件、最も低い「Low」が1件となっている。

 危険度が高い脆弱性のうち、外部の研究者から報告された「Web Audioにおけるメモリ破損」については賞金2000ドル、「frameローダーにおける解放後使用」「ブラウザナビゲーション処理における解放後使用」「SVGアニメーションの解放後使用」についてはそれぞれ1000ドルが贈呈された。

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