日本IBM、企業向けセキュリティサービスを刷新

サービス体系の考えから「帯域」「機器の種類」を取り去り、より広帯域・高速になるネットワークに対応したセキュリティ機器監視サービスを提供する。

» 2013年05月15日 12時49分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは5月15日、企業ネットワークなどに配置しているセキュリティ機器の運用監視サービス「マネージド・セキュリティー・サービス」の体系を刷新すると発表した。新体系でのサービスを同日から提供している。

 「マネージド・セキュリティー・サービス」は、東京を含む世界10拠点の「IBMセキュリティー・オペレーション・センター」において、ユーザー企業のセキュリティ機器の運用監視を24時間体制で行うもの。同社のセキュリティ研究組織「X-Force」の知見などを組み合わせたサービスが特色となっている。

 新たなサービス体系では「帯域」「機器の種類」を外し、帯域に関係なく一律の価格体系として、基本サービスとさらに必要なサービスを追加できる体系に変更した。利用料金を大幅に値下げすることになり、新料金は、例えば、旧「IDS/IPS監視サービスSelectグレード」と同等内容の場合で1カ月あたり29万4300円(税別)になるという。最大約90%のコスト抑制になるとしている。

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