運用管理OSSの「Hinemos」にクラウド管理機能を提供、NTTデータ

NTTデータは、運用管理のオープンソースソフトウェア「Hinemos」でのクラウド管理オプションの提供を開始した。

» 2013年05月27日 18時22分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは5月27日、同社がオープンソースとして公開している統合運用管理ソフト「Hinemos」でのクラウド管理オプションの無償提供を開始した。年内にはマルチクラウドに本格対応した機能を有償利用できる「Enterprise版」の提供も計画している。

 クラウド管理オプションは、オンプレミス環境からクラウド環境への移行支援機能や、マルチクラウド環境に対する一元管理機能をHinemosに追加する。同社によると、これを導入することで、Hinemosの管理画面上からオンプレミスとマルチクラウド環境の運用を一元的に制御できるという。

 同日にSourceForgeで無償公開した「Standard版」では統一インタフェースやクラウドユーザーの管理、クラウドリソースの管理/制御、バックアップやテンプレートの管理などの機能が利用できる。Enterprise版ではさらに、クラウドリソースの制御の自動化やモニタリング、課金管理の機能を利用できるという。

利用イメージ

 同社によると、クラウド管理オプションはAmazon Web ServicesやるBizホスティングCloudn、Managed Cloud Platformなどで対応を予定している。

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