このバグを利用すれば、暗証番号やパスワードなどが設定されたAndroidのロックスクリーンを比較的簡単に迂回できてしまうという。
Android版の「Skype 3.2.0.6673」に、ロックスクリーンを迂回される問題が報告された。
セキュリティメーリングリストのFull Disclosureに7月1日付で投稿された情報によると、このバグを利用すれば、暗証番号やパスワードなどが設定されたAndroidのロックスクリーンを比較的簡単に迂回できてしまうという。
ロックスクリーンの迂回は、端末にインストールしたSkypeを使って、別の端末のSkypeに電話をかける方法で実行する。投稿者は「Sony Xperia Z」「Samsung Galaxy Note 2」などのスマートフォンにインストールしたSkype 3.2.0.6673で、このバグを試したとしている。
なお、Skypeは7月1日に最新版の「Skype for Android 4.0」をリリースし、Android端末へのダウンロード数が世界で1億を超えたと発表している。
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