近く株式公開するTwitterの立ち上げから今日までを紹介する書籍「Hatching Twitter」が11月5日に発売される。2006年にさかのぼり、今日までの共同創業者同士の確執や社会に与えた影響などがつづられている。
年内に新規株式公開するとみられる米Twitterの歴史をつづる書籍「Hatching Twitter」が11月5日にPenguin/Portfolioから出版される。同書の一部が10月9日、New York Timesに転載された。
著者はNew York Times他で活躍する記者、ニック・ビルトン氏。本書では、Twitterの前身ともいえる米Odeoまでさかのぼり、共同創業者ら(ジャック・ドーシー氏、エバン・ウィリアムズ氏、ビズ・ストーン氏と、“忘れられた創業者”、ノア・グラス氏)の確執や米Microsoftや米Facebookからの買収提案、“アラブの春”でサービスが果たした役割などが約300ページにわたって語られている。
Ner York Timesの抜粋では、ドーシー氏(現在はTwitterの会長を務める他、米Squareの創業者でCEO)が2008年にCEOの座を奪われた後、自らFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOに電話をかけて入社の可能性を話し合ったというエピソードや、2011年にウィリアムズ氏が同社での役割を縮小した舞台裏などを読める。
米Amazon.comのKindle版の予約価格は本稿執筆現在15.52ドル。
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