Adobe、ReaderとAcrobatのアップデート公開を予告

Windows版、Mac版とも、現在攻撃の対象となっている脆弱性、または攻撃対象になるリスクの高い脆弱性を修正する。

» 2014年01月14日 07時30分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは、Adobe ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートを米国時間の1月14日にリリースすると予告した。Windows版とMac版の両方に存在する深刻な脆弱性に対処する。

 1月9日に公開された事前告知によると、アップデートの対象となるのは、Adobe Reader/Acrobat XI(11.0.05)までのバージョンと、X(10.1.8)までのバージョン。優先度はWindows版、Mac版とも最優先の「1」と定義され、現在攻撃の対象となっている脆弱性、または攻撃対象になるリスクの高い脆弱性があることを示している。

 AdobeはReaderとAcrobatの定例セキュリティアップデートを、Microsoftの月例セキュリティ情報に合わせて定期的に公開している。多くの場合、同時にFlash Playerの脆弱性に対処する更新版も予告なく公開するのが恒例となっている。

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