米Oracle、bash脆弱性への対応状況を公開

「Big Data Appliance」などの修正パッチを公開。「Java ME」「Java SE」など108製品は影響を受けない製品に分類されている。

» 2014年10月09日 07時16分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Oracleは10月7日(米国時間)、「bash」に発覚した重大な脆弱性(Shellshock)に対するOracle製品の対応状況を公開した。影響を受ける製品向けには、9月24日以降に確認された6件の脆弱性を修正するパッチを公開している。

 bashの脆弱性の影響を受けることが確認され、10月7日までに修正パッチが公開されたのは、「Big Data Appliance」「Oracle Database Appliance」「Oracle Database Firewall」「Oracle VM」など16製品。

パッチ提供されている製品の一覧(Oracleより)

 一方、「Oracle Communications」シリーズの一部やSun、PeopleSoft製品の一部など42製品は、脆弱性の影響を受ける可能性があるものの、同日現在、パッチはまだ公開されていない。

 「Java ME」「Java SE」「MySQL」「Oracle Database」など108製品は影響を受けない製品に分類された。

 「E-Business Suite」「Fusion Middleware」など17製品については、脆弱性のあるバージョンのbashを使っているかどうかについて調査を進めている。

 このほかOracle Cloudにも脆弱性が確認され、できるだけ早く修正できるよう、パッチの開発やテストを進めているとした。

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