Snapchatで送信された写真やビデオを保存できるという「Snapsaved.com」から、消滅したはずの写真が流出した。
相手が見たら写真が消える共有アプリ「Snapchat」経由で送信された写真が流出する騒ぎがあり、サードパーティーサービスを提供する「Snapsaved.com」が10月12日、同サービスが流出元だったことを認めて謝罪した。
Snapsaved.comでは、Snapchatで送信されて消滅するはずの写真やビデオを保存できるというサービスを提供している。開発元はSnapchatとは無関係。Facebookに掲載された情報によると、Apacheサーバに設定ミスがあり、Snapsaved.comのWebサイトがハッキングされていたことが分かった。
現在把握している限りでは、影響を受けたのは500Mバイト分の画像で、個人情報は流出しなかったとSnapsaved.comは説明している。ハッキングに気付いた時点で直ちに、Webサイトとデータベースの内容は全て削除したという。
「SnapChatがハッキングされたわけではなく、流出した写真はSnapChatのデータベースにあったものではない」とも強調した。
今回の事件では当初、Snapchatから流出したとみられる写真が匿名画像掲示板4chan.orgに掲載されて騒ぎが広がっていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.