「しゃべってコンシェル」などの提供基盤としてAWSを利用しているノウハウを企業顧客にも提供するという。
NTTドコモは、2月19日から企業向けにパブリッククラウドの導入を支援する「ドコモ・クラウドパッケージ」を提供すると発表した。当面はAmazon Web Services(AWS)が対象となる。
新サービスではガイドラインやセキュリティに関するデザインパターン・ツールなどのノウハウを提供するほか、クラウドに関する導入・運用管理とシステム設計や構築・運用、コスト管理のコンサルティングを行う。
同社はエージェントサービスの「しゃべってコンシェル」の提供基盤や、ハイブリッドクラウド構成によるデータ分析システムでAWSを採用しており、そこで蓄積したノウハウをサービス化する。企業顧客はクラウド導入に関する検討からシステム設計・構築までの時間を大幅に短縮できると説明する。
サービス利用料(税別)は、開発ガイドラインなどの各種ツールのライセンスが初年度19万円、次年度以降は年間10万円、コンサルティングは対応時間に応じた金額になる。将来的にはAWS以外のパブリッククラウドにも対応する予定だという。
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