Skypeで異なる言語を話すユーザー同士の音声通話を同時通訳する「Skype Translator(Skype翻訳)」が、英語とスペイン語に続けて中国語(北京語)とイタリア語をサポートした。
米Microsoft傘下のSkypeは4月8日(現地時間)、音声同時通訳ツール「Skype Translator(日本では「Skype翻訳」)」(プレビュー)で中国語(北京語)とイタリア語をサポートしたと発表した。これで4カ国語に対応した。
Skype Translatorは、Skypeでの音声通話をリアルタイムで翻訳するアプリ。昨年5月に発表され、12月には英語とスペイン語の通訳機能を搭載したプレビュー版がリリースされた。
Skypeは、「中国語は英語圏の人間にとってアラビア語、日本語、韓国語と同じくらいマスターするのが難しい言語だ」としている。
この他のアップデートとして、受信したインスタントメッセージを自動翻訳して音声で再生する機能、通訳音声が流れている間相手の実際の通話の音量を下げる機能、通訳音声をミュート(画面上の翻訳テキストだけを使う)する機能などが追加された。
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