シマンテック、バックアップソフト最新版を発売 Veritasが継承

Backup Exec 15ではVMware vSphere 6をサポート。シマンテックの会社分割後は、Veritas Technologies(情報管理の継承新会社)が提供する。

» 2015年04月10日 17時07分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは4月10日、中堅・中小企業向けバックアップ/リカバリソフトの最新版「Backup Exec 15」を発売した。

 最新版は、VMware vSphere 6.0で提供されたストレージ仮想化機能に対応。2テラバイト超の仮想マシンでもファイル単位でのリストアをサポートするほか、バックアップなどのジョブをAWSのストレージサービスでも容易に実行できるようになっている。

 また、バックアップ対象データの容量に応じて課金する「Capacity Edition Lite」ライセンスも追加した。参考価格は1テラバイトあたり40万7100円(税別)となる。

 シマンテックはBackup Execを分社化で設立する情報管理分野の新会社「Veritas Technologies」で提供していくと説明し、新会社の体制は近いうちに発表するという。

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