シマンテック、ベリタス分割後の基幹製品群を発表

NetBackupシリーズのほか、データ管理を支援する複数の新製品を投入する。

» 2015年07月10日 16時47分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは7月10日、10月に分社を予定する「ベリタス」でのバックアップや情報管理向け製品を発表した。7月から順次発売していく。

 主力のバックアップソフトでは最新版の「Veritas NetBackup 7.7」を提供し、データセンター向けにVMware vSphere 6やMicrosoft Hyper-Vへの対応が強化されたほか、AWSやGoogle Nearlineなどを活用したハイブリッドクラウド環境をサポートする。また、アプリケーション可用性や「ソフトウェア定義ストレージ」機能を搭載する「Veritas InfoScale」を新たにリリースした。

 2015年中には、可視化や予測機能が特徴というITサービス管理の「Veritas Resiliency Platform」、アクセス制御の追跡やライセンス保有状況の可視化などもできるデータ分析の「Veritas Data Insight 5.0」、データ管理のクラウドサービス「Veritas Information Map」なども提供する。

 同社は10月以降にセキュリティ事業会社となり、バックアップ製品などの事業は新規に設立されたベリタスに継承される。分社化は2016年1月までに完了するという。

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