Windowsに不審な更新プログラム、Microsoftが手違い認める

一時はMicrosoftのサーバが乗っ取られたのではないかとする説も飛び交った。

» 2015年10月01日 07時43分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米MicrosoftのWindowsに不審な更新プログラムが配信されているというユーザーからの報告が米国時間の9月30日に相次いで寄せられ、一時はMicrosoftのサーバが乗っ取られたのではないかとする説も飛び交った。

 Microsoftのコミュニティフォーラムでは、ユーザーが同日未明の投稿で「『重要』指定のWindows 7の更新プログラムが表示された」と報告。同じ現象が起きていると伝える投稿が相次いだ。

不審な更新プログラム(SANS ISCより)

 リダイレクト先のURLやリリース日などに不審な点があったことから、「MSサーバが乗っ取られたのか?」「何か怪しい」などのコメントも書き込まれた。

 しかしメディア各社の報道によると、Microsoftはこの問題が同社の手違いだったことを認めた。同社広報は「誤ってテストアップデートを公開してしまい、削除に当たっている」とコメントしたが、それ以上詳しい説明は避けているという。

MicrosoftのQ&Aサイトにも多数の質問が寄せられた

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