2月1日から「サイバーセキュリティ月間」が始まりました。「どうして怖いの?」「対策はどうすれば?」のヒントが分かるお勧めのマンガを紹介します。
2月1日から「サイバーセキュリティ月間」がスタートしました。サイバー攻撃やフィッシング詐欺、迷惑メールなど、私たちの身の回りにはさまざま脅威が存在し、脅威から自分の身を守ることが安全なIT利用には欠かせません。「サイバーセキュリティ月間」だからこそ読んでおきたい、初心者向けのセキュリティマンガを紹介しましょう。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と情報処理推進機構(IPA)、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が官民連携で展開するサイバーセキュリティ月間のポータルサイト「攻殻機動隊REALIZE x 官民連携サイバーセキュリティ月間」では人気アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」とコラボレーションした特別の読み切り作品が公開されています。
現代のサイバー攻撃がどのような仕組みなのか、ドローンをはじめとするIoT(モノのインターネット)などの最新テクノロジーがセキュリティの脅威にどう関係しているのか――攻殻機動隊の世界観から学ぶことができます。内容はやや中級者(?)向けかもしれません。
Googleが公開している「まんが セキュリティ入門」ではオンラインサービスを利用する際のセキュリティの注意点や安全に利用するための方法を分かりやすく解説しています。
全16ページですが、SNSやメールに潜む脅威からスマホアプリの設定術、便利にセキュリティレベルを高める認証機能の使い方までを網羅し、(セキュリティ的に)読み応えのある内容です。文章による解説もあるので、特にスマホ初心者にはおススメです。
昔から小学生におなじみの学研まんがひみつシリーズで、「サイバーセキュリティのひみつ」(学研ホールディングス)が刊行されています。2016年1月末から全国の小学校や公立図書館への納本は始まりました。
小学校5年生の男の子がクラスの友だちと謎の「サイ婆」に出会い、サイバー空間の脅威を体験していくというストーリーは、小学生だけでなく、大人でもワクワクしながら読めるのではないでしょうか。同作は無償で閲覧できる電子書籍版が3月中に学研プラスの「まんがひみつ文庫」でも公開される予定です。
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