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» 2016年04月12日 18時14分 公開

NEC、業務システム構築のための基盤ソフトを強化

システム内資産の可視化や帳票開発の効率化などを実現する、業務システム構築基盤ソフトウェアの新製品を発売した。

[ITmedia]

 NECは4月12日、業務システムを構築する基盤ソフトウェア「SystemDirector Enterprise」の2つの新製品を発売した。また、「SystemDirector Enterprise」の既存4製品(Java向け、.NET向け、スマートデバイス向け、バッチアプリケーション向け)も機能強化している。今後3年間で1000ライセンスの販売を見込む。

 新製品は、ソースコードなどからシステム内の資産を可視化し、業務アプリケーションの保守作業を効率化する「SystemDirector Enterprise AssetInnovation Suite」と、設計書から帳票フォームとテスト用帳票データを自動生成し、帳票開発を効率化させる「SystemDirector Enterprise forReport」の2種類。

 「SystemDirector Enterprise AssetInnovation Suite」は、COBOLプログラムにおけるCOPY句の引用など、コンパイル時のIT資産間の引用関係や、実行時の資産間のアクセス関係を可視化する。また、IT資産の改修時における他資産への影響度合いや、クローンコードの所在を可視化し、保守の作業コストと品質リスクを低減できるという。なお、現段階ではACOS-4/COBOLプログラムと関連資産が対象で、今後対象プラットフォームとプログラム言語は順次拡大する。

 「SystemDirector Enterprise forReport」は、帳票レイアウトの仕様書に定義された情報をもとに、帳票フォームとテスト用帳票データを自動的に生成し、迅速な開発を支援する。従来の帳票開発では開発者が設計書から帳票フォームやテスト用帳票データを開発し、ユーザーにプレビューの確認を依頼したり、設計書の変更ごとに帳票フォームやテスト用帳票データの作成からやり直したりする必要があった。

製品構成のイメージ(NECより)

 既存製品の機能強化は、主に新OSや連携しているツールの新バージョンに対応。「NEC Cloud IaaS」や「NEC Cloud System」など同社のクラウドサービス上で利用できる月額ライセンスでも利用できるようになっている。

 個別にみると、Javaアプリケーションの開発を効率化する「SystemDirector Enterprise for Java」では、Java EE7標準「JSF2.2」やW3C標準「HTML5 Form2.0」に対応した画面設計機能とそれに関連するアプリケーションの自動作成機能を加えた。Visual Studio上で、.NETアプリケーションの開発を効率化する「SystemDirector Enterprise for .NET」では、最新のVisual Studio 2015に対応する。

 また、ハイブリッドアプリケーションの開発を効率化する「SystemDirector Enterprise for Smart Device」ではWindows10やiOS 9.2、Android 6.0に対応し、バッチアプリケーションの開発を効率化する「SystemDirector Enterprise for Batch」ではEclipse4.5.2とVisual Studio 2015に対応した。

 各製品の価格(税別)、出荷日は下記の通りとなる。

製品名 価格 出荷日
SystemDirector Enterprise Asset Innovation Suite 25万円から 4月28日
SystemDirector Enterprise for Report 30万円から 4月28日
SystemDirector Enterprise for Java 50万円から 4月28日
SystemDirector Enterprise for .NET 50万円から 4月28日
SystemDirector Enterprise for Smart Device 15万円から 4月28日
SystemDirector Enterprise for Batch 100万円から 4月28日

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