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» 2016年09月14日 07時00分 UPDATE

即席!3分で分かるITトレンド:コレ1枚で分かる「未来を味方に付け、ビジネスを切り開く3つのステップ」 (1/3)

トレンドを読み、ITを活用して未来を味方に付け、これからのビジネスを創出していく――。そのための3つのステップを解説します。

[斎藤昌義(ネットコマース株式会社),ITmedia]

この連載は

 カップめんを待つ間に、電車の待ち時間に、歯磨きしている間に“いまさら聞けない”ITトレンドが分かっちゃう! 今さら聞けないITの最新トレンドやビジネス戦略を、体系的に整理して分かりやすく解説する連載です。「この用語、案外、分かっているようで分かっていないかも」「IT用語を現場の社員にもっと分かりやすく説明できるようになりたい」――。IT部門の皆さんのこんな課題を解決します。


「戦略」「作戦」「戦術」の3ステップでビジネスを創出

 ITの進化は急激であり、破壊的でもあります。一方で、ビジネスの可能性を切り開くイノベーションの源泉でもあります。そんなビジネスの未来を味方に付けるためには、「戦略」「作戦」「戦術」の3つのステップで進めていくといいでしょう。

Photo 【図解】コレ1枚で分かる「未来を味方に付け、ビジネスを切り開く3つのステップ」
  • ステップ1:戦略(Strategy) 目指すべきゴール、すなわち「あるべき姿」を明らかにし、それを実現するためのシナリオである「ビジネスモデル」を描く取り組み。
  • ステップ2:作戦(Operation) この戦略を実現するための一つ一つのプロジェクトである「ビジネスプロセス」を組み立てる取り組み。
  • ステップ3:戦術(Tactics) そのプロジェクトを遂行するための手段や道具である「使い勝手や見栄え」をつくり込む取り組み。

 それでは、順に見ていきましょう。

 ※なお、それぞれのステップにおけるITの活用については、こちらの記事(自分たちの仕事を問い直す「ITの4つの役割」)を参照ください。

ステップ1:戦略(Strategy)

●あるべき姿を明確にする

 手段を使うことが目的ではありません。現場の課題を解決し、ビジネスを成功させることが目的です。そのためには、「成功したときの状態」=「あるべき姿」を具体的に描き、それを実現することに取り組まなければなりません。

 「あるべき姿」とは、

  • 結果としてどうなっていたいのか
  • これができたら「成功」といい切れる姿
  • 理想のゴール

を表現したものです。これを明確にすることが最初の一歩です。例えば、

  • この分野では業界トップの地位を確保したい
  • 顧客満足度ナンバーワンの評価で顧客を虜にしたい
  • 「一時的な売上の積み上げ」から「長期継続的な収益の積み上げ」に事業転換を図りたい

どうやって実現するかではなく、結果として「どうなっていたいか」の具体化が最初です。

 このとき、「とても今の自分たちにはできそうにない」などといった「現実」はいったん棚上げしてください。「現実」を考えはじめると、それらが足かせとなり、大胆な発想はできなくなってしまいます。「どうなっていたいのか=結果」を純粋に追求することです。「現実」にはやがて向き合うことになりますが、まずはこの段階では理想を求めることが大切です。

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