元Googleの自動運転プロジェクトリーダーが創業した新興企業が、一人乗りの水上向け“空飛ぶ車”、「Kitty Hawk Flyer」の動画を公開した。年内に米国で発売する計画だ。
米新興企業Kitty Hawkは4月24日(現地時間)、一人乗りの“空飛ぶ車”「Kitty Hawk Flyer」のプロトタイプの動画をYouTubeで公開した(記事末に転載)。年内に製品版を米国で発売する計画という。価格はまだ不明。
Kitty Hawkは米Google(当時)で自動運転車プロジェクトを立ち上げたセバスチャン・スラン氏が率いる新興企業。Googleのラリー・ペイジ氏も個人的に同社に投資している。
動画では、ほぼ垂直に離着水(デモは水上で行われた)する様子や、緩やかに方向転換する様子などが紹介されている。
動力は電力。非常に軽量で、米連邦航空局(FAA)のカテゴリーの「Ultralight (超軽量)」に属すので、操縦にライセンスは不要だ。数分で操縦できるようになるという。なお、地上での飛行はできないという。
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