米小売り最大手のWalmartが、オンライン受注した品物を最寄り店舗の店員が帰宅途上に配送するプログラムを試験的に開始した。店員のプログラム参加は自由で、給料とは別に配送料をもらえる。
米小売り最大手のWal-Mart Storesは6月1日(現地時間)、オンラインで受けた注文品を店員(同社は「associate」と呼ぶ)が帰宅のついでに配送する新たなプログラムを試験的に開始したと発表した。
同社がオンラインショップで受注した品物は通常は専用配送トラックで配送するが、このプログラムではトラックで発注者の最寄り店舗に荷物を運び、店員が帰宅ルート沿いにある注文者の家に自分の車で運ぶ。マッチングは専用アプリで行い、店員はこのプログラムに参加して配送することで配送料をもらえる。
店員は仕事を終えたらバックルームに用意されている荷物を確認し、配送先住所をアプリに登録して車に積み、配送する。配送するかどうかは店員が選べる。
同社は、会社は配送料を節約でき、店員はオプショナルな金を稼げ、発注者は早く品物を入手できる「win-win-win」なプログラムだとしている。
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