ニュース
» 2018年02月19日 08時00分 公開

データ暗号化やデジタル署名機能を搭載:Keychainがブロックチェーンを活用したIoT向けセキュリティソフトを開発、8MBのメモリで稼働

Keychainは、ブロックチェーン技術を活用したIoT認証向けのセキュリティソフトウェアを開発した。コネクテッドカーや監視カメラ、POS端末、ATM、ロボット、ドローンなどでの利用を想定している。

[@IT]

 Keychainは2018年2月15日、ブロックチェーン技術を活用したIoT(Internet of Things)認証向けのセキュリティソフトウェアを発表した。

 同社によれば、同製品は、ブロックチェーン技術を応用したセキュリティソフトとしては「世界最小」で、8MBのメモリで稼働可能とのこと。Keychainは、「次世代のIoTは、小さく安価なハードウェアでも、セキュリティを確保した上で利用可能になる」としている。

画像 IoTを構成するネットワーク環境でデータをやりとりする際、アクセス権限管理などを含むデータの機密性や正確な来歴の保存、改ざんの防止が重要になる(画像はイメージです)

 従来、IoT向けのセキュリティ対策の多くは、SSL/TLS認証局やSIMキャリア回線などの第三者に頼っていた。今回、Keychainが発表したソフトウェアは、ネットワークを構成する各機器に固有のIDを持たせ、機器同士がやりとりするデータを暗号化する。また、ブロックチェーン技術が一般に利用する分散型台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)やデジタル署名機能なども備える。

 なお、Keychainは2018年2月に、経済産業省や国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などに向けて、同ソフトウェアを512MBのメモリを備えたボードマイコン「Raspberry Pi Zero」上で稼働させるデモを行っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -