デバイスとマウントポイントを定義している/etc/fstabファイルや,/etc/ディレクトリ下の設定ファイルを編集して再起動した際,まったく起動しなくなってしまうことがある。
このような場合には,次に挙げるレスキューモードが便利だ。Red Hat系のLinuxであれば,ディストリビュートのインストールCD-ROMをセットしてブートし(ブータブル),「boot:」プロンプトで次のように入力しよう。
boot: linux rescue |
この起動モードでは,メモリ(RAMディスク)上だけでカーネルが起動されるため,ハードディスクの設定には何も影響されない。
このため,起動したらマウントポイントを作成し,手動でマウントさせる必要がある点を注意したい。
# mkdir /mnt/hda # mount /dev/hda1 /mnt/hda ※例として,/mnt/ディレクトリにhda/ディレクトリを作成した場合 |
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