通常,Red Hat系のLinuxでは標準で「bash」シェルが設定されている。シェルを変更すると,コマンドラインでの操作形態を変えることができるが,次のように「chsh」を指定すれば設定ファイル(/etc/passwd)を編集しなくても容易に変更が可能だ。
例えば,ほかのマシン環境を触る機会があってシェルが異なる場合には,日ごろ慣れているシェルに変更する手段として覚えておくと便利だろう。なお,使用できるシェルは次のようにshellsファイルを確認すればよい。
$ cat /etc/shells /bin/bash /bin/sh /bin/ash /bin/bsh /bin/bash2 /bin/tcsh /bin/csh |
シェルを変更するには,次のように「-s」に続いて指定すればよい。
# which csh /bin/csh # chsh -s /bin/csh root のシェルを変更します。 シェルを変更しました。 # |
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