「ASTEC-XなどでXDMCP接続ができない」Tipsで紹介したように,XDMCPを利用したXDM利用には接続許可設定を行う必要がある。しかし,前述のTips設定ではすべてのクライアントから接続を許すようになってしまう。
次のように設定すれば,許可を行うアクセス元を指定可能だ。
# vi /etc/X11/xdm/Xaccess *.zdnet.co.jp CHOOSER BROADCAST #any indirect host can get a chooser |
上記のようにXaccessファイル内の該当行を見つける。行頭の「*」を変更すればよい。
「*」はすべてのクライアントを意味するため,例えば「*.zdnet.co.jp」に書き換えると記述の通りzdnet.co.jpドメインアクセスのみ許可をさせるようになる。また,IPアドレスによる指定でも構わない。Xaccessファイルのパーミッション設定にも注意しておこう。
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