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» 2003年09月12日 19時00分 UPDATE

アンチウイルスソフトを導入したい

[木田佳克,ITmedia]

 昨今のワーム系ウイルスは,主にマイクロソフトのIISを介してWindows 2000 Serverのセキュリティホールを突くものがほとんどだ。

 しかし,発病はしないもののワームとしてEメールに添付されたウイルスは,Linux上でSendmailやPostfixなどのメールサーバソフトを介すことになる。Linuxは直接に被害を受けないものの,中継する時点で遮断ができるとよいだろう。そこでお勧めなのが,次に挙げるようなアンチウイルスソフトの導入である。

製 品 名
概    要
プロサーバ with アンチウイルス
(富士マグネディスク)
Eメールに添付されているウイルスを,送受信時にリアルタイム検出するサーバ用ソフト
アンチウイルス for Linux
(富士マグネディスク)
Red Hat系のLinuxに対応されたバージョン。Eメールに添付されているウイルスを,送受信時にリアルタイム検出するサーバ用ソフト
InterScan VirusWall
(トレンドマイクロ)
Eメール(SMTP)だけではなく,HTTP,FTPなども監視することができるソフト
F-Secure アンチウイルス for Linux (山田洋行) Linux/Adore,Linux/BlissなどのLinux自体で脅威となるウイルスを駆除可能なソフト
Sophos Anti-Virus for UNIX/Linux (ソフォス) マルチプラットフォーム対応のウイルス対策ソフト。サーバ、クライアント、ネットワーク上のあらゆるポイントで侵入を阻止できる。詳細な導入手順については「特別企画:ウイルスからLinuxサーバを守る第1回:アンチウイルスソフトの導入」(Security How-To)を参考にしてほしい

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