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» 2002年04月24日 00時00分 UPDATE

Cannaで日本語入力がしたい

[木田佳克,ITmedia]

 Red Hat LinuxやTurbolinuxであれば,標準で日本語入力システムの1つ「Canna」がインストールされているはずだ。まず最初に,次のように指定して確認してみよう。

# rpm -qa|grep canna
kinput2-canna-wnn6-v3-14
nvi-m17n-canna-1.79-19991117.9

 確認ができたならばサービスを稼働させよう。これで日本語入力ができる状態になる。

# /etc/rc.d/init.d/canna start
cannaserverを起動中:

 日本語入力を開始するためには,「Shift」を押しながら「Space」キーを押す。ほかの操作は次の通りだ。ここに挙げるものを覚えておけば不自由することはないだろう。

キ ー 操 作
内       容
「Shift」+スペースキー 日本語入力モードへの切り替え
スペース,または「Ctrl」+「W」 カナ漢字変換,または次候補
「Ctrl」+「M」,または「Enter」 変換を確定
「Ctrl」+「I」 変換文節を1文字収縮
「Ctrl」+「O」 変換文節を1文字伸張
「Ctrl」+「G」 変換や入力などの操作をキャンセル
「Ctrl」+「F」,または「→」 次の文節または文字,あるいは次候補を選択
「Ctrl」+「B」,または「←」 前の文節または文字,あるいは前候補を選択
「Ctrl」+「P」,または「↑」 文字種の変更を後送り
「Ctrl」+「N」,または「↓」 文字種の変更を先送り
「Ctrl」+「A」 文字列の先頭,あるいは列先頭の変換候補を選択
「Ctrl」+「E」 文字列の末尾,あるいは列末尾の変換候補を選択

 入力プログラムKinput2を手動で起動させたい場合には,次のように指定しよう。

# kinput2 -canna &

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