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» 2003年03月12日 17時53分 UPDATE

Windowsのログオン名とLinuxのユーザー名が異なりSambaアクセスができない

[木田佳克,ITmedia]

 通常、SambaにアクセスするためにはLinux(UNIX)上のユーザー名とWindowsのログイン名が一致している必要がある。しかし、一致させるのが困難な場合には、Sambaの設定上で自由に割り当てさせることが可能だ。

 次のようにsmb.conf内に「username map=」行を追加し、マッピング内容が書かれた「/etc/smbusers」ファイルを用意しよう。

# vi /etc/samba/smb.conf

〜中略〜

username map = /etc/smbusers

〜以下略〜

 続けて、マッピング情報を記述するファイルを用意する。フォーマットは次の通りだ。

# vi /etc/smbusers

kimafuji = "imafuji"
kegoto = "ohkegotoo"
ykida = "yoshi"

 上記の1行目を例に挙げると、ここではWindowsのログオン名「imafuji」をLinuxのユーザー名「kimafuji」に割り当てている設定になる。Windows側のログオン名は、2バイト(日本語)も指定可能だ。その際には、ファイルの文字コードをeucで保存するよう、注意が必要だ。

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