回復コンソールではセキュリティ上の配慮から、各ドライブのルートディレクトリとWindows2000/XPのシステムディレクトリ(C:\winntなど)以下の階層にしかアクセスできないようになっている。しかし、回復コンソールをファイルのバックアップ目的で使いたい場合にはこれでは役に立たない。以下のように設定を変更しておこう。なお、回復コンソールについては「回復コンソールって何?」Tipsや「回復コンソールで利用できるコマンド」Tipsを参考にしてほしい。
スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」に「secpol.msc」と入力して「ローカルセキュリティ設定」画面を起動する。「回復コンソール:すべてのドライブとフォルダに、フロッピーのコピーとアクセスを許可する」をダブルクリック
この画面で「有効」を選択して、OKを押して画面を閉じる。このあと回復コンソールが起動したら、ログオン後に次のように入力してEnterキーを押す。( = の前後には必ず半角スペースを1つ入れる必要がある)
set allowallpaths = true
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