レビュー
» 2004年06月29日 04時25分 UPDATE

レビューCD/DVDの山積みとはオサラバ――ディスク収納・管理システム「Disc Stakka」 (1/2)

CD/DVDへの記録・保存が当たり前となり、さらにDVDレコーダーがディスク増殖を加速させている。山積みになったCD/DVDを簡単に収納・管理できるのがイメーションの「Disc Stakka」。メディア管理ソフトに連動した電動式ディスク収納ケースの魅力とは?

[西坂真人,ITmedia]

 CD-R/RWやDVD±R/RW/RAMなどPC用記録型ドライブやDVDレコーダーが普及するにつれ、整理しきれないCD/DVDメディアが山積みになっているユーザーは多いことだろう。かくいう筆者も“メディア積んどく派”の1人だ。

photo

 ラベルをしっかりと記入してCD/DVDメディア専用ラックにでも収納して整理すればいいのだろうが、筆者は整理整頓が苦手。字が汚いこともあってラベル記入も大嫌いで、記録したメディアはディスク表面にマジックペンで内容をなぐり書きするか、小さな紙切れにタイトルだけ記入してクリアケースに挟み込むだけという“ズボラ”なライブラリー作業を続けている。

photo

 そして当然ながらこのライブラリー方法では、枚数が増えるにつれて利用したいディスクを探し出すのがかなり面倒になってきた。

 手間をかけずにライブラリー整理や簡単な検索システムができないものかと模索していたところ、イメーションが今年4月に発売したCD/DVD収納・管理システム「Disc Stakka」が目にとまった。

photo CD/DVD収納・管理システム「Disc Stakka」

 Disc Stakkaは専用メディア管理ソフト「Opditracker」を使って簡単かつスピーディーに目的のディスクを探し出すシステム。PCの光学ドライブにCD/DVDを入れると、Opditrackerがメディアの情報を自動的に取得してデータベース化する。

 このようなメディア管理ソフト自体はフリー/シェアウェアなどで数多く出回っているが、Disc Stakkaの特徴はこのメディア管理ソフト(Opditracker)と電動式ディスク収納ケースとが連動している点。OpditrackerをインストールしたPCとUSBで接続することで、収納した膨大なディスクの中から目的のディスクを検索して取り出してくれるというスグレモノなのだ。

photo 収納した膨大なディスクの中から目的のディスクを検索して排出してくれる
photo

 Disc Stakka本体内には12センチのCD/DVDが最大100枚も収納可能で、ジュークボックスのディスクチェンジャーのように、ディスクが縦置きでドーナツ型になって収納されていく。内部のユニットが回転することで、瞬時に目的のディスクを排出するという仕組みだ。Disc Stakka自体がディスクを読み書きするわけではないので、ディスクは表裏の区別をせずに挿入できる。

 さらにDisc Stakkaは上面と下面に接続端子を装備し、USBケーブル1本で5台まで縦に積み上げて増設することが可能で最大500枚のディスクを管理できる。また、電源供給タイプのUSBハブと組み合わせてツリー上に接続することで、100セット(Disc Stakka500台)以上のシステム構築も理論的には可能。つまり5万枚以上のディスクを1台のPCで管理できるのだ。

photo

 もっともDisc Stakka本体は340(幅)×350(奥行き)×172(高さ)とかなり大きく、例えるなら布団乾燥機ぐらいのサイズだ。

 CD/DVDを入れるクリアケースのサイズは140(幅)×125(奥行き)×10(高さ)なので、ケースを縦に3列で並べると3列×34枚=102枚分のサイズ(340×375×140ミリ)がDisc Stakkaの大きさとほぼ同じになる。最近増えている厚さが半分のスリムなクリアケースを使えば、単純に重ねて置くほうが省スペースになってしまう計算だ。

 つまり、Disc Stakkaに収納することでのスペース的なメリットは実はほとんどない(ディスクを積み重ねて放置しておくよりは、はるかに見栄えはいいが)。Disc Stakkaの最大の魅力は、やはりPCを使った検索で確実かつスピーディーに目的のディスクを取り出せるところにあるだろう。

Disc Stakkaの便利な点、イマイチな点

 Disc Stakkaの使い方はいたって簡単。PCにOpditrackerをインストールし、Disc StakkaをPCのUSBに接続するだけでシステム準備が整う。

 Disc Stakka本体はUSBバスパワーに対応しているので、PCのUSBポートから供給される電源のみで動作するのも便利。PCの光学ドライブにCD/DVDを入れるとOpditrackerがディスク挿入を自動認識し、ディスク内に記録されたフォルダ/ファイル情報を取得してデータベース化。ディスクのボリュームラベルがタイトルとなって仮想ディスクがOpditracker内に作られる。

photo USBバスパワー対応でAC電源は必要ない

 ディスクを光学ドライブから取り出してDisc Stakkaに挿入すると、直前に登録したディスクデータが選ばれるので挿入したディスクとの整合性を確認して「OK」を押すだけ。文章にすると複雑な作業に見えるが、実際はディスク1枚の登録から収納までの所要時間は20秒前後ぐらいだ。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.